ランニングとお酒を一緒に楽しむためのコツ

走った後の一杯は最高においしい

体にとってアルコールとはどのようなものか

ランニングをした後の一杯は最高においしいものです。汗をかき、適度な疲労感があり、喉がかわいているところに流し込む一杯のビールは最高です。ですが、上手に付き合わないと体に負担をかけてしまいます。

アルコールは適量ならば血液中の脂質代謝を高めてくれたり血行をよくしてくれたりする機能があります。しかし、飲み過ぎると体には毒となります。体内にアルコールが入ると、肝臓で解毒が行われます。肝臓は本来代謝を行っているのですが、解毒を優先的に行うようになります。すると食物や水分の代謝がうまく行われなくなるため、細胞がうまく働かなくなってしまいます。ランナーにとってみれば、走るためのエネルギーが枯渇してしまうことになります。そのため、飲み過ぎは体にも走るためのエネルギーにもよくないのです。

 

上手につきあうためのコツ

お酒の飲み過ぎは体にもよくありませんし、走ることのパフォーマンスも低下させてしまいます。しかし、走った後の一杯のために走っているという人もいるでしょう。そのような場合は我慢する必要はありません。少し飲み方を注意すればよいのです。

走った後は喉がかわいているため、ビールを流し込むととても気持ちがよいものです。しかし、体のことを考えると先に水分補給をしてからアルコールにいくべきです。できたら、しっかりと飲む前に水分と乳製品をとって胃に膜を作ってから飲むと体に負担がありません。

飲むときはしっかりと食べることも大事です。食べずに飲むと酔いが回りやすくなる上肝臓にも負担がかかります。枝豆や豆腐などの大豆食品や、焼き鳥などの良質なタンパク質、疲れを回復させるための酢の物などがおすすめです。

 

それでも飲み過ぎてしまったときは

それでもお酒を飲み過ぎてしまったときは、翌日はしっかりと水分補給しましょう。塩分のある飲み物がおすすめです。しじみのみそ汁は肝臓の働きを助ける成分も含まれているため一番おすすめの食べ物です。難しい場合はスポーツドリンクやイオン飲れでも飲み過ぎてしまったときは料などでもいいでしょう。

翌日にアルコールを抜くためにランニングをする人もいます。自分にとって無理がないと感じる程度なら問題はありません。水分補給はしっかりとする必要がありますが、汗と尿の生成を促すためアルコールの抜けも早くなります。あまりにハードな運動や、きついと感じるくらいの運動はおすすめできません。体に無理がない程度のウォーキングや軽いジョギング程度がよいでしょう。

 

まとめ

走った後のアルコールはおいしいが体には負担がかかるものなので注意が必要である。走った後はまず水分補給が必要で、その後アルコールをとるほうがよい。できたら乳製品をとっておくとよい。おつまみもしっかりと食べるべきである。飲み過ぎてしまったら水分補給をしっかりと行うとよい。

 

posted at:2016/08/22/09:00
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